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バルセロナ2020年の賃貸事情にいて
1月15日に大手不動産サイトによるその年のトレンドなどについての会議が行われました。バルセロナ市には77万物件が空室があるが、賃料が高くてテナントが払えないということも起こっている。バルセロナの賃料の高騰について専門家がどのようにコントロールしていくかが焦点でした。バルセロナには新しく物件を建てる土地が少なく、新しい住宅は立てられず、しかし賃料が高く今後はカタルニア州、バルセロナ市が討議して対策を建てることになる。
会議の中でチャンスとしてはスマートシティ@22といわれているPoblenou地区でその辺りは昔の工場、倉庫が立ち並んでおり今後はそれらを解体し、新しい住居、オフィスが建設される予定です。1月13日のスペイン建築業界のニュースで三菱地所もこのPoblenou地区に新しく最新テクノロジーを取り入れたオフィス商業施設を建設するプロジェクトが2020年に開始されると発表された。
他の記事でも書いたが賃貸が必要なのは25−45歳の家が買えない若い世代、海外からの留学生、海外からのエキスパット(短期間、中期間の海外からの就業者)と移民だ。これらをあわせると実は80%の賃貸市場の需要がある。
2019年度末は家具なし平均賃貸価格1090€、家具ありになると200€〜300€プラスと考えて1300€〜1400€が平均というところ。
1平方mの賃料は10.7 euros/m2で7.9 euros/m2のスペインの平均よりもバルセロナはかなり高い。