オフィス物件投資利回り第3四半期は11.2%に上昇
不動産投資商品の販売価格と賃貸価格に関連する売上総利回りを算出した、ある不動産専門サイトの調査によると、オフィスは最も利回りの高い不動産投資の位置を維持しています。
スペインのオフィス物件の利回りは3ヶ月前の10.9%に対し、ロックダウン後11.2%に上昇しています。商業物件の利回りは9.3% (3ヶ月前と同じです) で、駐車場の場合は利回りが3ヶ月前の6.7%に比べて8.4%であったため、最も高い利回りの上昇が見られました。
住宅物件の利回り
スペインの県都の中で、ジェイダは8.1%で住宅物件の利回りが、最も高い都市です。次いでムルシア (7.8%)、ウエルバ (7.2%)、カステリョン・デ・ラ・プラナ (6.9%)、そしてサンタクルス・デ・テネリフェ (6.8%) が続きます。バルセロナで、マドリードでは5.2%になっています。
商業物件の利回り
商業物件は、スペインの中で利回りの高い投資物件です。最も高い利回りはアビラ (11.1%)でした。その次に、オビエド (10.8%)、ウエルバ (10%)、ジローナ、サラゴサ、セビリア (3都市とも9.8%)、アリカンテ (9.7%) が続いています。次に、タラゴナとビルバオの都市 (2都市とも9.5%) となっています。バルセロナとマドリードでは、ともに8.5%でした。
オフィス物件の利回り
セビーリャリャのオフィスは、最も高い利回りを出しています。 (13.5%)、次いでトレド (10.8%)、サラゴサ (8.7%)、アルメリア (8.5%)、ブルゴス (8.4%) が続きます。マドリードではリターンはわずかに6.9%、バルセロナでは6.7%です。
反対に、ア・コルーニャ (5.3%)、オウレンセ (5.7%)、バレンシアとムルシア (ともに6%)、ビルバオ (6.1%)収益率を記録しています。
駐車場物件の利回り
対照的に、駐車場物件は、最も利回りの低い物件です。その中で最も高いリターンが出たのはムルシア (9%) で、次いでアビラ (8.6%)、ラスパルマス・デ・グラン・カナリア島 (8.3%) が続きます。バルセロナでは6.3%にとどまり、マドリードでは5.1%に低下しています。
まとめ
スペイン国内の住宅投資利回りは第3四半期で7.9%に低下していますが、オフィス物件の利回りは11.2%、駐車場物件は8.4%と上昇しており、興味深い現象が見られました。