バルセロナの高級住宅地とアンシャンプラ地区、不動産需要を維持
コロナ禍に関わらず、バルセロナの高級住宅地とアンシャンプラ地区は不動産需要を維持しており、今後数ヶ月間で最大20%下落する可能性があるといいます。
バルセロナの不動産分野は、ヨーロッパの多地域における新たな外出制限令や経済の影響を受けている為、好調ではありません。しかし、Convid-19の危機に抵抗する分野があるとすれば、それは高級物件です。プレミアム住宅取得に対する国民の関心は2つの主要な地区:アンシャンプラ地区と高級住宅地区に集中しており、まだ非常に需要が安定していると言われています。
これに関し不動産企業Barnes Barcelona社のデータによると、50万ユーロ以上の価値のある住宅の3軒中2軒がこれら地域に位置しています。なおアンシャンプラ地区はカタルーニャ州における高級住宅の34%を占めており、高級住宅地とされるSarrià-San-Gervasi地区とPedralbes地区は32%でした。
10月に行われた取引は10%減少し、市場の上限が一時7,000ユーロ/㎡になった為、バルセロナ市内の高級住宅市場はより手頃な価格になっています。同企業の予測によると、バルセロナにおける住宅の平均価格は、パンデミックとその経済への実質的な影響によって今後数ヶ月間で最大20%下落する可能性があるといいます。
バルセロナにおける高級住宅市場の平均的な住宅は、自宅の目的で求められ、約150m2、3ベッドルーム、2バスルーム、屋外エリアを持っています。リフォーム済みや手入れの行き届いた住宅が好まれる傾向にありますが、販売価格の大幅な引き下げがある限り、リフォーム物件では無いものの需要もあります。
まとめ
パンデミックの影響で、これら地区の高級住宅も価値が下がっています。これら地区は治安も良い為、日本人にもとても人気があります。その為、値段が安い今、これら物件に投資し、パンデミック後に賃貸してリターンを期待するのも良いと思います。又、50万ユーロ以上の物件である場合はゴールデンビザも取得可能となる為、とても良い投資条件では無いかと思われます。