家賃の最高値を記録したスペインの都市
スペインの家賃は、2月に前年比8.7%のプラスとなり、 月額11.7ユーロ/m2に達しました。
コロナウイルスのパンデミックの最悪の事態が終息したことで、 2021年末以降、家賃の上昇は止まらず、 最大11.4%の上昇、さらに供給の減少も見られます。
既存の住宅の総数のうち、提供されている物件の数は、
2022年を通して1% を下回ったままです。
バレンシア(11.5 ユーロ/m2) とマラガ (12.2 ユーロ/m2) は
2023年2月に家賃価格の最高価格を記録しました。
マドリッド (16.6 ユーロ/m2) とバルセロナ (19.4 ユーロ/m2) は
1月の記録を下回っています。
バルセロナは依然として家賃の高い都市
2023年2月のバルセロナの平均家賃は19.4ユーロ/m2で、 前年比で20.2%上昇しました。 しかし1ヶ月前の記録19.8ユーロ/m2を下回っています。
カタルーニャ州の10地区のうち、現在最高価格を記録しているのは サンツ モンジュイックで23.1%上昇 (17.6 ユーロ/m2) オルタ ギナルド で18.5%上昇(14.7 ユーロ/m2) の2地区だけです。
シウタ べリャ(22.2ユーロ/m2) は依然としてバルセロナで最も物価の高い地区であり、 アシャンプラ(21.2ユーロ/m2)とサン マルティ(19.8 ユーロ/m2) が続きます。
マドリッドの21地区のうち11地区で家賃最高価格に
マドリード市の賃貸物件の平均価格は16.6 ユーロ/m2で、 半分の地区でこれまでのピークに達しました。 マドリードの家賃は、前年比で10.9%上昇しています。
地区別で見ると、セントロ地区 (21.4 ユーロ/m2)、サラマンカ (21 ユーロ/2m)、 チャマルティン (17.6 ユーロ/m2)、レティーロ (17.5 ユーロ/m2)となっています。
バレンシア市のほぼ半分で家賃が最高価格
バレンシアは2月(2023年)に、前年比19.4%の上昇を記録し、 住宅の平均家賃は11.5ユーロ/m2という新記録に達しました。 その地区のいくつかは、4つの都市(バルセロナ、マドリッド、バレンシア、マラガ) の中で 最も価格の上昇が見られました。 また、6つの地区で20%以上家賃が上昇しています。