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金利上昇にも関わらず住宅購入の需要増加
インフレが始まって以来、多くのニュースや専門家の意見では、 住宅需要が減速し、価格の上昇も落ち着くだろうと言われていました。 しかし需要は2022年に高まり、過去2年間で見ても需要が多いことがわかりました。 特にマドリードで、販売用住宅の需要が最も多くなりました。 住宅価格は上昇を続けており、1月は前年比+5.4%の上昇でした。
4000人を対象にした調査によると、 住宅の購入を検討している人の70%がすでに少なくとも1つの家を所有しており、 住み替えが目的です。 投資目的の購入は17.4%でした。
住宅への投資により、依然として収益を得ることができると主張する専門家もおり、 これが市場を活発に維持する理由となっている可能性があります。 さらに、外国からの投資が価格の安定につながっているともみられています。
金利の上昇にも関わらず需要が多いのは、 「購入希望者の半数がローンを必要としていない」、 「またはローンが必要な場合でも購入価格の半分以下」なので、 金利の影響が少ないためです。。 (100%の住宅ローンを必要としているのは全体の5.6%)
住宅購入、供給よりも需要が多い
住宅市場は販売よりも購入したい人の方が多い状態です。 そのため2022年末には、供給が前年比で7%減少しました。
最も需要が多いのは状態の良い中古住宅です。
スペイン人も外国人も住宅を貯蓄と投資の手段として信頼し続けており、 需要の増加は続くとみられいています。