検索
不動産による利益率が上昇
不動産を購入して賃貸市場に出す利益率は、2021年末の6.9%に比べ、2022年第4四半期は7.2%とわずかに増加しました。 南ヨーロッパ最大の不動産サイトが行なった調査によると、得られる利回りは、10年間国債によって提供される利回り (3.5%) の2倍になります。
さまざまな不動産の販売価格と賃貸価格を関連付けて粗収益を計算するこの調査によると、オフィスは依然として最も収益性の高い不動産投資です。 スペインで賃貸オフィスを購入した場合、12.9%(1年前に比べて1.7%高い)グロスリターンが得られます。商業物件は 9.6% (1 年前は9.4%) 、ガレージの場合は 7.1%(1年前は6%)と、いずれも高くなっています。
住宅の収益性
スペインの州都の中ではリェイダが最も収益性が高く8.3% に達し、 続いてムルシアが 8.2%、ウエルバが 8.1%です。 バルセロナでは、収益率が5.7%に達しました。
商業物件の収益性
ほぼすべての州都で最も収益性の高いのが商業施設です。 収益率が最も高いのは、サンタ クルス デ テネリフェ (11%)、 リェイダ、アビラ (どちらも10.7%) です。 バルセロナでは8.6%、マドリッドでは8%です。
オフィスの収益性
セビリアのオフィスは、13.4%の利益で、州都の中で最も利益率が高くなっています。 次いで、サラゴサ (10.8%)、アルバセテ (10.6%)、アルメリア (10.3%)、の順です。 バルセロナの収益率は 7.3% です。