バルセロナの賃貸物件、例年の半分以下に

スペインの家賃の平均価格が、前年比(2022年末時点)で8.4%上昇しました。 2022年にPSOEとPodemosの連立政権が介入してから、賃貸市場の供給の減少、需要の急増により法外な価格上昇が引き起こされたためです。 南ヨーロッパ最大の不動産サイトによると、 スペインの家賃はこの1年で8.4%上昇しました。 2022年12月末時点で、1平方メートルあたりの賃貸価格は11.4 ユーロでした。 これは、第3四半期末に記録された金額よりも2%高い数字です。 分析されたほとんどの不動産市場で、1年前に比べ明らかに高くなっています。 これらの現象は、増大する需要に対して、供給の減少が加わったためです。 この傾向は今後1年続く可能性があるとみられています。

48の都市で家賃が1年前よりも上昇しました。

バルセロナは、この1年間で最も賃料が上昇した都市で25.7%の上昇、 その他、アリカンテ (23.4%)、バレンシア (20.9%)、マラガ (20.7%) で20%以上上昇しました。 続いて、ジローナ (19.2%)、オウレンセ (15.9%)、テルエル (13.8%)、パルマ (11.9%)、 ハエン (11.4%)、マドリッド (11.2%)の上昇です。 バルセロナは家賃が最も高い都市で、19.3ユーロ/m2、 続いてサン セバスチャン (16.3 ユーロ/m2) とマドリッド (16.2 ユーロ/m2) となっています。