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スペインの水について
ヨーロッパの水は日本の水と違い、硬水の地域が多いです。スペイン国内、特にバルセロナ、バレンシア、アンダルシア中硬水〜硬水がほとんどです。
硬水について
カルシウムやミネラルが多く含まれると聞くと身体に良いと感じられますが、硬水はミネラル補給には適していますが軟水に慣れている日本人は便秘や下痢、肌荒れを招く可能性があります。なるべくミネラルウォーターを飲むようにするか、水道水を飲む場合は浄水器や浄水ポットを日本から持参すると良いでしょう。
硬水に多く含まれるミネラルは肌への刺激となり、肌荒れや髪のトラブルを招いてしまいます。シャワーヘッドに付けるフィルターや付け替えるシャワーヘッドはスペインでも売っていますが、用法用途などしっかり確認できる日本製を日本から持参する事をオススメします。海外配送対応のショップももちろんありますが、スペインに来てすぐ水が合わず悩まれる方は多いです。
スペインでの水回りの掃除について
スペインの水道水にはマグネシウムとカルシウムが多く含まれており、水回りはこまめに掃除しないと頑固なカルキ汚れができてしまいます。スーパーでViaCalというカルシウムを取り除く洗剤が売っているのでお風呂やシンク周りの掃除に使用してください。カルシウムを取るための強い洗剤なので、シャワーノズルなどの手に触れる箇所はよく濯ぎましょう。
毎日水で洗う食器や調理器具ももちろんカルキ汚れがついてしまいます。カルキは酸性でとれるのでキッチン用品や、お子さんが使う場所はお酢やレモン汁、クエン酸を使うと安心でしょう。オススメは匂いがないクエン酸です。クエン酸を水に溶かした物をキッチンペーパーに含ませ汚れが気になるところに被せ数分間放置し、スポンジなどの研磨力がある物で磨きます。